遺産分割協議書の書き方
遺産分割協議書には、定められた書式はありません。
しかし、後日揉めることがないように、以下の点に注意して作成しましょう。
①どの財産を誰が取得するのかを、もれなく明記しましょう。
不動産であれば、登記簿謄本のとおりに記載し、銀行預金は銀行支店名、口座番号、残高等を
正確に記載しましょう。
②作成した書面は相続人全員が確認し、各自が署・記名、押印します。
各相続人は印鑑証明書を用意し、押印は実印で行い、住所は印鑑証明書のとおりに記載しま
しょう。
③書面は、相続人の人数分作成し、それぞれが保管しましょう。
そのほか、代償分割がある場合の支払金額や支払条件、相続人間で取り決めた債務の負担
方法なども記載しておくとよいでしょう。